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これって五月病?──香りで知る、自分の疲れのタイプ
なんとなくだるさや疲れを感じているけど、解消の仕方がわからない。そんな時に試してほしい疲れのタイプ別・香りの選び方。
2026年5月10日
こんにちは、由山です。
「最近気が張って眠れないんです」 「夜ちゃんと寝てるのに昼間もなんだかだるいです」 ──この時期、スクールの生徒さんからこんな言葉をよくいただきます。
4月から新しい環境になり、気を張っていたところに大型連休が来て、オンでもオフでも変化の波が起こりやすい時期。 いろいろなことに「やっと慣れてきたかも」と思ったタイミングで、ふと気づくとなんとなく体が重いような、気持ちが上がらないような、そんな下り坂に陥ることがあるようです。
今日は、この時期によくいただくお悩みを3つ取り上げて、それぞれのタイプにお勧めの香りをご紹介します。
頭を使いすぎて眠れない、夜更かししがちなタイプ
横になっても考えが止まらない。眠いはずなのに目が冴えている。眠くなるまで過ごしていたらいつの間にか夜中になっていた。
考えるのが得意な人ほど、このような「頭が冴えた状態になりがちなようです。 頭の使いすぎによる緊張モードで、眠ろうとしても体がついてこない状態なのですが、そこからさらに「ちゃんと眠らないと」と思い悩んでしまうことでまた頭を使いすぎる、悪循環に陥りがちです。
このようなタイプには、ゼラニウム や マジョラム(スイートマジョラム) がお勧めです。
ゼラニウムは鎮静作用・自律神経調整作用を持つ精油で、興奮や不安をやわらげるのに役立ちます。マジョラムは誘眠作用のほか、神経系の鎮静を助ける力があります。副交感神経への働きかけも特徴のひとつなので、無意識の緊張を解きたい時に重宝します。 眠る前でも日中でも、好きな時間に嗅いでリフレッシュすると、頭の使いすぎに程よくブレーキをかけてくれるでしょう。
休んでいるけど元気が出ない、活動モードに入りにくいタイプ
睡眠も食事も取れているけど、なんだかぼんやりしてしまう。怠けているわけじゃないのに、体が重くて、何かをやり始めるまでに時間がかかってしまう。
こういうタイプは、疲労が溜まっているというより、エネルギーを作り出す活動モードへの切り替えが起きにくくなっている可能性があります。 元々少ないエネルギーをやりくりして動いているため、環境の変化などのストレスに影響を受けやすいタイプでもあります。気持ちの問題ではなく、体のコンディションを整えてあげることで状況が改善する可能性があります。
こういったタイプに試してみていただきたいのが、ローズマリー(シネオール) や ジュニパー です。
ローズマリー・シネオールは記憶・集中力強化の作用を持ち、精神疲労や落ち込みを感じるときにお勧めの香りです。ジュニパーは自律神経調整・血液循環促進の作用があり、気持ちのリセットだけでなく、体に活力をめぐらせるのを助けてくれます。 特に午前中など、活動する時間帯に心身の切り替えスイッチとして使っていただくのがお勧めです。香りと共に深呼吸すると体が目覚めるのを実感できることでしょう
回復が追いつかない、消耗しやすいタイプ
忙しすぎて余力がない。お風呂に入る時間や手間が勿体なくてシャワーで済ませてしまう。そういえば食事の時間もさっと済ませがちかも。
このタイプの人は周りからは元気で活動的な人に見えますが、自分自身のケアに回す余力が削られています。本人も「休むことは大切」と思っていても、ついつい自分のキャパシティ以上に動いてしまい、後から後悔しがち。疲れのサインを受け取って適宜対処することが課題になるタイプといえます。
こういったケースには、レモングラス や リトセア などのアロマがお勧めです。
レモングラスは鎮静作用・血流促進作用を持ち、精神疲労や肩こり、緊張が続いているときにぴったり。リトセアはレモンに似た香りで、鎮静作用・誘眠作用があり、体も心も休むモードに切り替えるのを助けてくれます。 使うタイミングは昼間の休憩中や、就寝前の入浴時などがお勧め。「私、疲れていたのかも」と気づくことが、体の回復力を取り戻すきっかけになることでしょう。
自分の疲れは、どんな状態に近いですか?
ひと口に疲れているといっても、その状態は人によってさまざまです。 「眠れない」と「動けない」では状態が異なりますし、「眠れない」理由にも「動けない」理由にも、実は人によって違いがあるものです。 理由が違えば、必要なケアの方向も変わります。 みなさんの疲れには、どんな理由がありそうですか?
もし記事の内容が当てはまるようなら、ぜひ紹介した精油を試してみてください。
どれも当てはまるような、どれとも少し違うような──自分のことだけど、よくわからない。そんな方もいらっしゃるかと思います。
そんなときは、「今、どの香りが心地よいか」を手がかりに、自分の状態を知ることから始めてみませんか。
IMチェックでは、8種類の香りを好きな順に並べた結果をチャートにすることで、今の傾向を視覚的に確認できます。疲れのタイプを診断するものではありませんが、自分に合うケアの方向を探すひとつの入口になります。
詳しくはIMチェックのチャートでわかることでご紹介しています。
「なんとなく疲れてる」の内側を少し丁寧に見てみると、自分が何に疲れやすいのか、自分に合う対処法は何かなど、生きやすくなるヒントが見えてくるかもしれません。
今日の記事が、何かを整えるための小さなきっかけになれば幸いです。